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浸水想定区域図関係新たな浸水想定区域図(想定最大規模)

 河川管理者は平成27年の水防法改正に伴い、これまでの洪水浸水想定区域(河川の計画の基本となる流量を対象)を見直すとともに、想定最大規模の降雨による浸水予想区域と家屋倒壊等氾濫想定区域を加えて検討し公表し始めています。市町村は、これらの公表を受けて想定最大規模の区域を対象に各地域毎に避難場所等を示した洪水ハザードマップを作成・公表することになります。
 新たな基準(想定最大規模の降雨)に対する北上川水系での浸水想定区域図の公表は、現在時点で(2016.09.01現在)以下のとおりとなっています。
 地球温暖化に伴い、集中豪雨が頻発するなど近年激甚な水災害が見られるようになりました。これらの浸水想定区域図を活用し、自らの生命財産を守る工夫をしましょう。

地域 河川名 想定規模 洪水浸水想定区域図 家屋倒壊等氾濫想定区域図 浸水継続時間図
岩手県内 全河川一括 想定最大規模
    計画規模
  北上川 想定最大規模
    計画規模
  砂鉄川 想定最大規模
    計画規模
磐井川 想定最大規模
    計画規模
  人首川 想定最大規模
    計画規模
  胆沢川 想定最大規模
    計画規模
  和賀川 想定最大規模
    計画規模
  豊沢川 想定最大規模
    計画規模
  猿ヶ石川 想定最大規模
    計画規模
  雫石川 想定最大規模
    計画規模
  中津川 想定最大規模
    計画規模
宮城県内 全河川一括 想定最大規模
    計画規模
  北上川 想定最大規模
    計画規模
  旧北上川 想定最大規模
    計画規模
  江合川 想定最大規模
    計画規模
  新江合川 想定最大規模
    計画規模
  二股川 想定最大規模
    計画規模


※1 洪水浸水想定区域とは
 水防法第14条第1項の規定により、対象とする河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域です。平成27年水防法改正では、洪水浸水想定区域の前提となる降雨を、従前の河川整備の基本となる計画降雨から想定最大規模の降雨に変更し、今後、全国の河川で見直しが行われます。

※2 家屋倒壊等氾濫想定区域とは
 一定の条件下において、家屋の倒壊・流失をもたらすような堤防決壊に伴う激しい氾濫流や河岸侵食が発生することが想定される区域です。


※3 計画規模とは、河川の堤防など施設の設計対象規模を指し、H27水防法改正以前のハザードマップはこれを対象に作成されています。

※4 想定最大規模とは、各河川において発生が想定される最大の降雨規模を指し、今回の浸水想定区域図はこれを対象に作成されています。

※5 上記浸水想定区域図は、岩手県内は「東北地方整備局岩手河川国道事務所」、宮城県内は「北上川下流河川事務所」が作成し、公表したものです。

岩手河川国道事務所 浸水想定区域図 公開ページ
北上川下流河川事務所浸水想定区域図 公開ページ