北上川流域の連携活動２０年をきっかけとし、次世代に継承するための「流域圏」をテーマとしたフォーラムを平成２７年１０月３１日、展勝地を会場に開催しました。このフォーラムでは“産･官･学･民”の関係者が集まり、これまでの個々の活動と連携の状況を振り返るとともに、今後の流域圏の連携活動が益々活発になることを目指した新しい形を提案し、満場一致で採択されました。このフォーラムの実行委員会は、国土交通省・岩手県・宮城県の河川行政機関や北上川流域内で河川を舞台に活動する様々な団体や個人で構成されています。

当初は、フォーラムの開催を目的に実行委員会が組織されましたが、フォーラムの成果である【新しい形】を実現に結びつけるため、流域内の各活動団体の活動支援や、官民交流による活動の活発化を目指した試行的活動として、

①流域情報の収集発信

②流域交流推進会議（仮称）

③自然環境の保全活動の検討

④歴史・文化に関わる活動の検討

を進めていくこととしているものです。